当ブログの管理人のサムです。
こちらのサイトではビジネス、投資、副業といったお金にまつわる情報商材を考察していきます。
さて、今回はthe grows 事務局が販売している『THE GROWS』という商材について検証してみたいと思います。
このページを見ているあなたはこの商材が本当に儲かるのかどうかが気になっていると思います。
そこでネットビジネス歴10年選手の私が、あなたの代わりに検証してみました。
結論から先にいうと、こちらの商材で稼ぐことは難しいと思います。
なぜそのような結論に至ったかについて詳しく解説していきますね。
THE GROWSの概要
スマホにダウンロードするだけで毎日資産が増えていくという自動資産形成システムとの事。
それではいつものようにセールスページ(LP)を見ていきましょう。
＜特徴＞
●世界初のテクノロジー搭載の投資システム
●すべてお任せ！何もしないから上手くいく！自動資産形成システム
●あなたのスマホにダウンロードするだけで毎日資産が増えていきます。
●ユーザー数1000名超え
●スマホ、パソコンどちらかがあれば開始できます
●THE GROWS3周年キャンペーン 投資運用資金にも使える現金10万円無料配布中！
＜THE GROWSをはじめるまでの３STEP＞
STEP１ LINE登録する
STEP２ サポートを受けながらシステム導入
STEP３ 報酬を確認する
LPから汲み取れる情報は以上です。
投資を利用した自動資産形成システムのようですが、具体的なビジネスモデルは不明です。
LPから案内を進めると「★THE GROWS★」というLINEアカウントの追加を促されます。
LINE追加するとメッセージが届き、アンケートフォームへのリンクが記載されています。
また、メッセージには「エアドロップ」「運用ボーナス」という言葉が出てきます。
エアドロップ＝仮想通貨のエアドロップ
運用ボーナス＝おそらく仮想通貨のステーキングによる報酬の事を指していると思われます。
この事から、「本案件＝仮想通貨を使った投資案件」だと考えられるでしょう。
＜仮想通貨のエアドロップとは？＞
暗号資産やトークンを無料で配布するサービスの事。
仮想通貨(暗号資産)が新規発行される際に、発行元が知名度を上げる為に行うPRイベント。
＜仮想通貨のステーキングとは？＞
対象の仮想通貨を保有し、ブロックチェーンのネットワークに参加することで報酬を得る仕組み
次にアンケート内容は、名前、LINE、電話番号の他に、年収の入力が必須項目となっています。
年収を必須にしているのは、申込者の支払い能力を図っていると思われます。
高額な案件へと誘導する判断材料とするのかもしれませんね、、、
また、詳しい内容を知るには、電話での説明を受ける事が必須だそうです。
費用はいくら？
特商法表記によると0円（無料メルマガ配信）との事です。
最終的にシステム利用料やサポート料の名目で高額費用を請求される可能性があります。
(現状、詳細は不明です)
特定商取引法に基づく表記
責任者名、所在地、電話番号が明記されていません。
これでは特定商取引法に基づく表記の要件を全く満たせていません。
| 運営者名 （販売業者） |
the grows 事務局 |
|---|---|
| 代表者 （販売責任者） |
記載なし |
| 所在地 | 記載なし |
| 電話番号 | 記載なし |
| メールアドレス | info@the-grows.net |
| 販売URL | 記載なし |
特商法とは
特定商取引法により、事業者は運営会社名や店舗運営責任者といったような「特定商取引に基づく表記」をECサイト上に掲載することが定められています。
特定商取引法で対象となる商取引は訪問販売、通信販売、電話勧誘取引・連鎖販売取引・特定継続的役務提供・業務提供誘引販売取引・訪問購入などで、インターネット上での取り引きは、通信販売に該当します。
事業者所在地
特商法表記に記載がないので不明です。
the grows 事務局の実績は？
所在地住所や代表者名もわからない為、法人登録確認すらできません。
従って、実態がわかるような情報を取得する事はできませんでした。
この商材や販売者の評価
まず、本案件の特商法表記は不完全で、表記要件を満たせていません。
記載のある「the grows 事務局」は法人ではなく、あとはメールアドレスの記載のみ。
上記以外の記載はなく、これでは特商法表記を明記する気がないとしか思えません。
この時点で十分な怪しさ、本案件は警戒した方が良いと言えるでしょう。
特商法は、消費者を保護するための法律です。
特商法表記を疎かにするという事は「法律を守るつもりは無い」と表明しているのと同意です。
「the grows 事務局」という団体名だけで信頼を得るには無理があります。
さて、本案件の実態は「仮想通貨利用の投資案件」だと思われます。
仮想通貨のエアドロップ、ステーキングで稼ぐ案件である可能性が濃厚でしょう。
どちらもきちんとした投資ですが、悪徳業者も存在する為、注意が必要。
参加する際は、運営元が信用できるかどうかが最も重要になります。
従って、本案件でエアドロップやステーキングに参加するのは高リスクであり、危険すぎます。
また、本案件の特商法表記では販売価格０円（無料メルマガ配信）となっています。
この事から、本案件はメルマガ登録者を募るのがとりあえずの目的だと思われます。
運営元の不透明さからも、本当に自動資産形成システムが存在するのかも疑わしいですね。
最終的には高額商品やサービスの勧誘に発展する流れではないかと予想。
あながち間違ってはいないでしょう。
ところで、本案件のLPには「世界初」という記載があります。
最上級表現を広告で使用する場合、根拠や基準を客観的に明記する必要があります。
LP内を確認しましたが「世界初」の客観的裏付けとなる記載は一切見当たりませんでした。
客観的な根拠や裏付けがないまま使用すると、不当表示となり景品表示法違反とみなされます。
正しい広告表現が行われていない＝危険な案件か見分けるポイントになるでしょう。
まとめ
以上の結果から私は推奨できないです。
おそらく本案内を進めると行き着く先は金銭トラブルしかないでしょう。
LINE登録し、アンケートに答えてしまった方はブロックして即削除して下さい。
怪しい案件に深入りするのは時間の無駄です。くれぐれも慎重に願います。
この記事をご覧になられたあなたは、ぜひ踏みとどまっていただくことをおすすめします。
大切なお金を捨ててしまわないよう、今一度しっかり考え直してくださいね。
最後に
プロフィールにも書いておりますが、私は10年以上前からインターネットビジネスに取組んできましたので、様々な商材を購入したりコンサルティング等も受けてきました。
人一倍失敗を繰り返し、苦い経験を積んできましたので、この記事を読んでいただいているあなたには、私と同じような失敗をしてほしくないと心より願っております。
私の記事が少しでもお役にたてると嬉しく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ブログ管理人：サム
