当ブログの管理人のサムです。
こちらのサイトではビジネス、投資、副業といったお金にまつわる情報商材を考察していきます。
さて、今回は株式会社A.S.Mの吉田 雄一郎が販売している『StatWiz(スタット ウィズ) 』という商材について検証してみたいと思います。
このページを見ているあなたはこの商材が本当に儲かるのかどうかが気になっていると思います。
そこでネットビジネス歴10年選手の私が、あなたの代わりに検証してみました。
結論から先にいうと、こちらの商材で稼ぐことは難しいと思います。
なぜそのような結論に至ったかについて詳しく解説していきますね。
StatWiz(スタット ウィズ) の概要
AIを搭載した日本株専門の短期急騰銘柄抽出システムだそうです。
人工知能AIが厳選した大化け銘柄などを手に入れることができるとの事。
それではいつものようにセールスページ(LP)を見ていきましょう。
<特徴>
●最新の株システムで大化け銘柄がすぐわかる
●完全無料で必要なのはスマホだけ
●初心者でも大丈夫
●AIがやるので、勉強不要
LPから汲み取れる情報は以上です。
短期間で株価が高騰する大化け銘柄を利用して賢い資産形成ができるそうです。
株式投資ツールでしょうか?しかしながら、具体的な説明は一切ありません。
案内手順を進めていくと複数プランが用意されている事が判明します。
無料体験版があるとのことですが、実際に登録してみると…
「トライアルプラン」と称して、おすすめの銘柄が3つ、ページ上に記載があるだけとの事。
銘柄についての解説や分析、銘柄を選出した根拠等は一切書かれていないようです。
「システムツールのお試しではない」わけですね、、、
有料プランは6種あり、高額になるほど急騰する可能性が高い銘柄が提供されるみたいです。
ただ、どのプランも銘柄に対する運用サポートは無いようです。
そして、いずれもかなり高額な価格設定となっています、、、
費用はいくら?
無料体験版以外に6種の有料プランが用意されています。
価格は45,000円~4,500,000円との事。有料プランの価格は下記のとおりです。
プラン名 | 利用料金(税込) | |
ビギナープラン | 3銘柄 45,000円 (利用可能期間 1日1回提供) |
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テンバガープラン | 3銘柄 598,000円 (利用可能期間 1日1回提供) |
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ドリームプラン | 3銘柄 998,000円 (利用可能期間 1日1回提供) |
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リスクヘッジプラン | 3銘柄 148,000円 (利用可能期間 30日、毎週1回提供) |
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サクセスプラン | 3銘柄 398,000円 (利用可能期間 30日、毎週1回提供) |
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アンリミテッドプラン | 3銘柄 150万円/300万円/450万円 (利用可能期間 3ヶ月/6ヶ月/1年、毎週1回提供) |
特定商取引法に基づく表記
会社名 (販売業者) |
株式会社A.S.M |
---|---|
代表者 (販売責任者) |
吉田 雄一郎 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-10-15 |
電話番号 | 03-6825-0810 |
メールアドレス | info@stat-wiz.com |
販売URL | 記載なし |
特商法とは
特定商取引法により、事業者は運営会社名や店舗運営責任者といったような「特定商取引に基づく表記」をECサイト上に掲載することが定められています。
特定商取引法で対象となる商取引は訪問販売、通信販売、電話勧誘取引・連鎖販売取引・特定継続的役務提供・業務提供誘引販売取引・訪問購入などで、インターネット上での取り引きは、通信販売に該当します。
事業者所在地
特商法に記載している住所をGoogleマップで調べてみました。

株式会社A.S.M
画像出典元:Google Map
オフィスは真ん中の建物「エキスパートオフィス渋谷」を利用しているみたいですね。
吉田 雄一郎ってどんな人?
本案件の販売責任者である吉田 雄一郎。
LPにプロフィールはなく、会社HPもない為、どんな人物なのかは不明です。
株式会社A.S.Mの実績は?
法人情報を調べたところ、2023年7月に設立。
会社HPは確認できませんでした。
LPによりますと、投資システムの開発企業。金融システム開発とAI事業の特徴を併せ持つ。
個人投資家の資産形成に役立つ日本株専門の短期急騰銘柄抽出システム【StatWiz】の運営。
優れた金融コンテンツを世界中のネットワークから調査。
ネットを通じて日本の個人投資家に広く提供。との事です。
ネット上では上記を裏付ける情報は見当たりませんでした。
この商材や販売者の評価
ここ最近、本案件同様にAI搭載と謳われた株式投資ツールが増えてきたように思います。
広告でもよく目にするようになりました。
さて、本案件の実態は「株式コンサル風を装った高額プランの販売」でした。
コンサル風と表現したのは、本案件では株式銘柄を提供するのみ。
提供銘柄の運用に関する株式投資助言提供はない(できない)みたいだからです。
おそらく、運営会社が金融庁に未登録=投資助言は違法になるからでしょう。
『短期に急騰するであろう』銘柄が送られてきても、初心者にはハードルが高いと言えます。
というのも、受け手に知識や技術が無ければ提供された銘柄を活かすことは出来ません。
あくまで投資助言サポートのない銘柄提供だけなので、必ず成果が出せる保証もありません。
従って、AIが選んでくれた銘柄を、その後運用していくのは自身で行う事になるわけです。
運用フォローがない株式コンサルの高額プランにそれほどの価値があるのでしょうか。
システムツールの体験すらできず、もろもろ不明なまま高額プランへ誘導とは恐ろしすぎます。
高額プランに加入したところで、全ては自己責任となってしまいますので、ご注意下さい。
ところで、本案件LPには、株式投資ソフトランキング「 ❍❍No.1」という記載があります。
No.1等、最上級表現を広告で使用する場合、根拠や基準を客観的に明記する必要があります。
小さく「弊社調べ」とあり、LP内を確認しても、No.1の客観的な裏付けは確認できません。
正しい広告表現が行われていない=危険な案件か見分けるポイントになります。
まとめ
以上の結果から私は推奨できないです。
昨今、本案件のようにAI搭載ツールを売りにしている投資案件がゴロゴロと存在しています。
いずれも似たり寄ったりな怪しい仕組みとなっており、裏付けのある成果報告は皆無です。
LPで詳細が見えてこない怪しい案件には、迂闊に手を出さないよう、お気をつけ下さい。
この記事をご覧になられたあなたは、ぜひ踏みとどまっていただくことをおすすめします。
大切なお金を捨ててしまわないよう、今一度しっかり考え直してくださいね。
最後に
プロフィールにも書いておりますが、私は10年以上前からインターネットビジネスに取組んできましたので、様々な商材を購入したりコンサルティング等も受けてきました。
人一倍失敗を繰り返し、苦い経験を積んできましたので、この記事を読んでいただいているあなたには、私と同じような失敗をしてほしくないと心より願っております。
私の記事が少しでもお役にたてると嬉しく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ブログ管理人:サム