当ブログの管理人のサムです。
こちらのサイトではビジネス、投資、副業といったお金にまつわる情報商材を考察していきます。
さて、今回は株式会社ワンダーリアリティの岡村 貴弘が販売している『SONIC(ソニック)』という商材について検証してみたいと思います。
このページを見ているあなたはこの商材が本当に儲かるのかどうかが気になっていると思います。
そこでネットビジネス歴10年選手の私が、あなたの代わりに検証してみました。
結論から先にいうと、こちらの商材で稼ぐことは難しいと思います。
なぜそのような結論に至ったかについて詳しく解説していきますね。
SONIC(ソニック)の概要
スマホワンタップで毎日3万円稼げるという超即金型アプリを使用する投資案件のようです。
それではいつものようにセールスページ(LP)を見ていきましょう。
<特徴>
●スマホワンタップで毎日3万円
●最短1秒後に利益が発生する証券会社公認の超即金型アプリ登場
●「SONICとは?」ワンタップするだけで1秒毎に利益がでる完全自動トレードアプリ
●スマホ完結、ワンタップ、24時間サポート
●最低投資金1000円から
●世界的証券会社公認の投資アプリ、勝率95%、最大日利150%(平均30%)
●無料モニター募集につき完全無料(0円)
●実績で選ばれておかげ様で3冠達成NO.1(利益速度、資産増加速度、資産取引回数)
<操作手順>
①SONICをインストール
②スタートボタンをワンタップ
③1秒毎に利益が膨らむ
<入手方法3STEP>
1️⃣メールアドレスを登録する
2️⃣公式LINEを友だち追加する
3️⃣LINEにてSONICを受け取る
LPから汲み取れる情報は以上です。
証券会社公認の超即金型アプリとは一体どんなものでしょうか。
スマホで行うようですが、システムの詳細やビジネスモデルが何なのか等は一切不明です。
LPから案内を進めると、LINEアカウント「公式:(大川智宏)SONIC」の追加を促されます。
すると、メッセージが届き、動画(計3本)が時間差で配信され、視聴を促されます。
そして『本案件=バイナリーオプション自動売買システムで稼ぐ』という事が判明します。
更に「SONIC」システムを使用するには有料コミュニティー(※)への加入が必須との事。
※有料コミュニティー『SONIC TEAM EXE』
費用はいくら?
完全無料なのは動画配信までのようです。
最終的に誘導される有料コミュニティー『SONIC TEAM EXE』の価格は下記のとおりです。
一括払い | 198,000円 |
2分割 | 256,000円 |
3分割 | 267,000円 |
特定商取引法に基づく表記
会社名 (販売業者) |
株式会社ワンダーリアリティ |
---|---|
代表取締役 | 岡村 貴弘 |
所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島6丁目3番24号M412号 |
電話番号 | 06-4400-6358 |
メールアドレス | 記載なし |
販売URL | 記載なし |
特商法とは
特定商取引法により、事業者は運営会社名や店舗運営責任者といったような「特定商取引に基づく表記」をECサイト上に掲載することが定められています。
特定商取引法で対象となる商取引は訪問販売、通信販売、電話勧誘取引・連鎖販売取引・特定継続的役務提供・業務提供誘引販売取引・訪問購入などで、インターネット上での取り引きは、通信販売に該当します。
事業者所在地
特商法に記載している住所をGoogleマップで調べてみました。
Google Map
オフィスはこちらの北白石ビル4階にある「電話代行大阪」を利用されているみたいですね。
岡村 貴弘 大川 智宏ってどんな人?
本案件の運営会社、株式会社ワンダーリアリティの代表取締役である岡村 貴弘。
LPには経歴プロフィールはなく、どんな人物なのかは不明。
岡村 貴弘は株式会社ワンダーリアリティ以外でも会社代表や販売責任者を努めています。
●株式会社PRICELESS(代表)
●合同会社アドバンス(代表)
●合同会社フォレスト(販売責任者)
いずれもバイナリーオプションの悪評案件をリリースしています。
次に、本案件の開発者だと名乗っている大川 智宏とは、どんな人物でしょうか。
現在のLPには経歴プロフィール記載はありません。なぜ削除してしまったのでしょうか?
以前のLPによりますと、
・金融系システム開発の専門家
・大手証券会社や投資会社へシステムを提供
・金融システムベンダーとして世界屈指の実力を持つ。
との事。残念ながら、裏付けとなる経歴詳細は一切確認できませんでした。
株式会社ワンダーリアリティの実績は?
会社HP、そして法人情報を調べたところ、2019年11月に設立。(会社HPでは10月)
<事業内容>
・コンテンツ事業
・映像制作
・WEBマーケティング
具体的な実績についての記載はありません。
本案件に関わるような投資部門はなく、金融商品も扱っていないようです。
ということは、金融商品取引業の登録もされていないと思われます。
本案件以外にも当ブログで取り上げた「全自動10秒錬金ロボ(ROBOT) 」をリリース。
「全自動インサイダーロボ」という悪評商材も販売していました。
因みに、当ブログでも取上げた「神威(KAMUI)」という悪評案件の元運営でもあります。
(現在の運営は株式会社PRICELESS:代表者は本案件代表の岡村 貴弘)
いずれもバイナリーオプション自動売買システムで稼ぐといった内容でした。
この商材や販売者の評価
本案件の実態は「バイナリーオプションで稼ぐ為の高額コミュニティ誘導」でした。
LPでは「利益発生最短1秒、勝率95%、最大日利150%」といった謳い文句が並びます。
動画でも「ラクして稼げる」と受け取れる楽観的な表現がありますが、現実はシビアです。
バイナリーオプション自体がハイリスク・ハイリターンな投資である事は事実です。
投資というよりギャンブルの側面が強いものなので、高リスクな取引だと言われています。
バイナリーオプションは「上がるか、下がるか」を予想するものです。
外れると全額損失のリスクがあり、初心者にはおすすめできません。
高額費用を支払ったところで、システムがきちんと作動するかも怪しいところです。
むしろシステムがインストールされずに終わる可能性すらあります。
また、LPでは証券会社公認と記載されていますが、具体的な証券会社名は示されていません。
動画内でも「証券会社公認」と謳いつつ、証券会社の名前が明かされることはありません。
これでは「怪しい」と疑われても仕方がないですね、不信感しかありません。
また調査を進めていくと、下記との関連性も明らかになりました。
★株式会社ワンダーリアリティ(本案件運営:代表→岡村 貴弘)
・株式会社PRICELESS(本案件運営と同住所:代表→岡村 貴弘)
・合同会社フォレスト(本案件運営と同住所:販売責任者→岡村 貴弘)
・合同会社アドバンス(「全自動10秒錬金ロボ」運営:代表→岡村 貴弘)
この4社は裏で繋がっていると考えるのが自然でしょう。
いずれもバイナリーオプションの悪評案件をリリースしています。
おそらく、案件名や社名を変え同種の悪質案件を販売し続けていると思われます。
上記4社および「岡村貴弘」が絡む案件には絶対関わらないよう、くれぐれもご注意下さい。
まとめ
以上の結果から私は推奨できないです。
バイナリーオプションは金融庁からも注意勧告されるほどの高リスクな取引です。
ギャンブル性が高い為、手を出さないほうが無難だと言えるでしょう。
また、どの案件にも言える事ですが、LPに詳細記載がない時点で多角的に疑ってみて下さい。
この記事をご覧になられたあなたは、ぜひ踏みとどまっていただくことをおすすめします。
大切なお金を捨ててしまわないよう、今一度しっかり考え直してくださいね。
最後に
プロフィールにも書いておりますが、私は10年以上前からインターネットビジネスに取組んできましたので、様々な商材を購入したりコンサルティング等も受けてきました。
人一倍失敗を繰り返し、苦い経験を積んできましたので、この記事を読んでいただいているあなたには、私と同じような失敗をしてほしくないと心より願っております。
私の記事が少しでもお役にたてると嬉しく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ブログ管理人:サム