当ブログの管理人のサムです。
こちらのサイトではビジネス、投資、副業といったお金にまつわる情報商材を考察していきます。
さて、今回は株式会社GENERALHAWKの加藤 隆伸が販売している『Re:Born(リボーン)』という商材について検証してみたいと思います。
このページを見ているあなたはこの商材が本当に儲かるのかどうかが気になっていると思います。
そこでネットビジネス歴10年選手の私が、あなたの代わりに検証してみました。
結論から先にいうと、こちらの商材で稼ぐことは難しいと思います。
なぜそのような結論に至ったかについて詳しく解説していきますね。
Re:Born(リボーン)の概要
投資資金0円から30万円以上を何度も生み出す、完全ノーリスク勝率100%の投資案件との事。
それではいつものようにセールスページ(LP)を見ていきましょう。
<特徴>
●完全ノーリスク勝率100%の投資案件
●投資資金0円、スマホをタップするだけで30万円以上を何度も生み出す
●業界初 利益110%保証
●利益確定までの時間はわずか5分。1回5分スマホ完結
●利用ユーザー1700名突破
●利益獲得数No.1 利益継続率No.1 サポート満足度No.1(リサーチ機関アンケートによる結果)
●完全無料でインストールや使用方法についてご案内中
<手順>
1️⃣メールアドレスを登録する
2️⃣公式LINEを友だち追加する
3️⃣LINEにてRe:Bornを配布
LPから汲み取れる情報は以上です。投資取引のシステムツールかなにかでしょうか?
投資資金0円、完全ノーリスク勝率100%な投資とはどのようなものでしょうか?気になります。
LPから登録をすると「公式【将軍】Re:Born」というLINEアカウントの追加を促されます。
すると「将軍」という人物からの挨拶メッセージと説明動画が送られてきます。
動画内では将軍による本案件の簡単な解説もあり、詳細が少し見えてきます。
①EC サイトで大量に返品された商品を無料で仕入れる。
②『フリマONE』という独自ツールを利用すれば簡単にメルカリやラクマで販売できる。
※『フリマONE』というツールを使用すると面倒な設定や文章入力の省略が可能との事。
という事で「本案件=物販ビジネス」という事みたいですね。
これは、、、以前当ブログでも取上げた「ワールドリユースシステム」と酷似しています。
嫌な予感がしますが、動画3本目を視聴すると、、、、やはり、、、
本案件に参加するには有料コミュニティ『Re:Born 3rd PLACE』への参加が必須な事が判明。
こうして有料コミュニティへの勧誘が始まるそうです、、、
<Re:Born 3rd PLACE 内容>
・Re:Born使用ライセンス及びマニュアル
・週1回のZOOM作業会
・全国勉強会への参加権利
・フリマONE2ヵ月無料権利 ※ただし3ヶ月目以降からは月額費用が必要
・将軍直通LINE
・資金調達マニュアル(自己アフィリエイト)、など
費用はいくら?
登録後に勧誘される有料のコミュニティ「Re:Born 3rd PLACE」の参加費用は148,000円。
一括 | 148,000円 |
2回払い | 月々102,000円(総額204,000円) |
3回払い | 月々71,000円(総額213,000円) |
フリマONEツール | 月額5,980円 |
特定商取引法に基づく表記
会社名 (販売業者) |
株式会社GENERALHAWK |
---|---|
代表者 (販売責任者) |
加藤 隆伸 |
所在地 | 〒451-0045 愛知県名古屋市名駅2丁目9番14 |
電話番号 | 052-990-3273 |
メールアドレス | 記載なし |
販売URL | 記載なし |
特商法とは
特定商取引法により、事業者は運営会社名や店舗運営責任者といったような「特定商取引に基づく表記」をECサイト上に掲載することが定められています。
特定商取引法で対象となる商取引は訪問販売、通信販売、電話勧誘取引・連鎖販売取引・特定継続的役務提供・業務提供誘引販売取引・訪問購入などで、インターネット上での取り引きは、通信販売に該当します。
事業者所在地
特商法に記載している住所をGoogleマップで調べてみました。

株式会社GENERALHAWK
画像出典元:Google Map
オフィスはこちら「第15平松ビル」の一室みたいですね。
加藤 隆伸 将軍ってどんな人?
次に、本案件の代表であり開発者でもあるという『将軍』こと加藤 隆伸という人物について。
●株式会社GENERALHAWK 代表 プロ講師 起業家
●「ワールドリユースクラブ(コミュニティ)」運営
●ネット物販歴10年以上
●月商1000万円プレイヤー多数輩出 ※裏付けとなる情報は見つからず
●過去には、山形で英語塾の教師を務める
●テラセイス株式会社 代表取締役 (事業内容:在庫処分・返品受付代行)
●MISSION LINK合同会社 代表取締役 (事業内容:国内販売、輸出入販売→物販)
●本案件以外にも「加藤将軍」名義で複数の物販系の副業案件をリリースしているようです。
●ネット上での悪評が多数見受けられる。
株式会社GENERALHAWKの実績は?
法人情報を確認したところ、2016年5月設立。一度移転しています。
会社HPは確認できませんでした。
本案件以外にも「クラファン革命」「0円物販ビジネス」という案件もリリース。
いずれも実態は高額スクール販売の悪評案件です。
更に当ブログで取上げた「ワールドリユースシステム」にも関わっています。
この商材や販売者の評価
本案件の実態は『物販をビジネスモデルにした投資で稼ぐ為の高額コミュニティ販売』でした。
そして「ワールドリユースシステム」という悪評案件の焼き直しである可能性が高い事も判明。
案件名称やLPデザインは違いますが、内容が酷似しています。
名称や表現を変え同じ仕組みの案件を販売するというのは悪質案件でよく使われる手口です。
上記の事から、本案件LPで堂々と物販ビジネスだと謳えない理由がわかった気がします。
さて、様々な理由で返品のあった商品を、安く買い取って販売するビジネスモデルとの事。
商品を0円で仕入れられるため、利益率が高い事をメリットとしています。
しかし、調査を進めると「加藤将軍が経営する別ビジネス」がどうも引っかかります。
加藤は物販会社のMISSION LINK合同会社を経営しています。
更にメーカーの在庫買取り等を事業内容とするテラセイス株式会社も経営。
従って、自社の在庫商品を自社の在庫買取業務で処理する事ができます。
もし、加藤の会社が本案件の仕入先だとしたら、、、確かに元手はゼロ。
自社に既にある商品を捌く為に、本案件をやっている可能性も否定できません。
本案件の有料会員達がせっせとフリマサイトで売ってくれるのですから、、、
おそらく本案件で「お金を払う働きアリ」を集めるのが真の目的ではないでしょうか。
加藤将軍(運営側)だけは確実に儲かる見事な仕組みです。
因みに加藤が経営する別ビジネスに関しては一切触れられておらず、伏せられている模様。
本案件が謳っている0円仕入れの話は全くのデタラメ話ではありません。
利益がほとんど出ない、商品が売れない、という事もないでしょう。
しかし、本案件で稼げるかどうかは別の話です。
本案件で紹介されている売上の実例を、時給に換算して検証した方の情報がありました。
残念ながら、なかなか厳しい結果となっており、楽に稼げる仕事とは言えないでしょう。
月収30万円以上は自身の頑張り次第なわけで、全く保証されているものではありません。
特に物販初心者の方は、絶対に関わらず、手を出さないで下さい。
物販ビジネスは手を止めたら収入も止まる、日々の努力必須な労働型ビジネスモデルです。
本案件は仕入れ先等で楽ができる分、自力で稼ぎ続けるスキルが身につくかは疑問ですね。
ところで、本案件の動画には本案件を絶賛する下記の4名が登場します。
●坂井彰吾…VICTOR(ビクター)
●武田勇吾…神威(KAMUI)
●山形直樹…LiNK(リンク)
●米澤蓮…ADVANCE(アドバンス)
4件中3件は当ブログでも検証した案件、、、いずれも怪しい情報商材(悪評案件)の提供者です。
わかる人にはわかる(悪い意味での)有名人との繋がりを見せる事に何のメリットが?不思議です。
最後に、本案件LPには「利益獲得数No.1 」といった「 ❍❍No.1」記載があります。
No.1等、最上級表現を広告で使用する場合、根拠や基準の客観的な記載が必要です。
しかしながら、LP内を確認してもNo.1の客観的裏付けの記載は一切見当たりません。
正しい広告表現が行われていない=危険な案件か見分けるポイントになります。ご注意下さい。
まとめ
以上の結果から私は推奨できないです。
ここまで関わる人物が全てが真っ黒な事からも、本案件は危険視して下さい。
また、加藤 隆伸、将軍、加藤将軍は危険キーワードとして記憶して頂きたくお願いします。
怪しい案件に深入りするのは時間の無駄です。くれぐれもご注意下さい。
この記事をご覧になられたあなたは、ぜひ踏みとどまっていただくことをおすすめします。
大切なお金を捨ててしまわないよう、今一度しっかり考え直してくださいね。
最後に
プロフィールにも書いておりますが、私は10年以上前からインターネットビジネスに取組んできましたので、様々な商材を購入したりコンサルティング等も受けてきました。
人一倍失敗を繰り返し、苦い経験を積んできましたので、この記事を読んでいただいているあなたには、私と同じような失敗をしてほしくないと心より願っております。
私の記事が少しでもお役にたてると嬉しく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ブログ管理人:サム