当ブログの管理人のサムです。
こちらのサイトではビジネス、投資、副業といったお金にまつわる情報商材を考察していきます。
さて、今回はpublic.Companyの佐野 昭光が販売している『パブリックプラスα』という商材について検証してみたいと思います。
このページを見ているあなたはこの商材が本当に儲かるのかどうかが気になっていると思います。
そこでネットビジネス歴10年選手の私が、あなたの代わりに検証してみました。
結論から先にいうと、こちらの商材で稼ぐことは難しいと思います。
なぜそのような結論に至ったかについて詳しく解説していきますね。
パブリックプラスαの概要
初期費用0円で始められる自動運用システムを使用した副業案件のようです。
それではいつものようにセールスページ(LP)を見ていきましょう。
<特徴>
●初期費用なし
●今なら5万円プレゼント特典中
●後から費用請求も一切なし。
●ボタン操作1つだけのカンタン操作
●経験0でも安心、安全、
●自動運用システム勝率94%
LPから得られる情報はここまでです。
自動運用=投資(?)の種類やロジック、システムの再現性等の具体的な説明はありません。
①LINEに登録すると、パブリックプラスαシステムの利用案内が来ます。
<この後の流れ>
1.3日間パブリック+αアプリを使用する
2.実際にシステムで稼いで頂く
3.3日後→受取口座情報登録
4.獲得残高の受取り
②パブリックプラスαアプリのログイン画面が送られてきます。
メールアドレスとパスワードを入力してログイン。
アプリは「BET」をタップすると残高が増えていきます。
アプリの作りから、
本案件の投資=ビットコイン(仮想通貨)を使用したバイナリーオプションだと思われます。
③案内のとおり3日間アプリを使い続けると、個人情報や銀行口座情報登録を促されます。
おそらく、利益を引き出す為には『パブリックプラスαアプリ正規版』への有料登録、
もしくは出金する為の手数料等が請求されると思われます。
※ツール自体がデモ版=元々出金できない仕様、ですがその件は伏せられています。
費用はいくら?
LPでは「無料」との事ですが、登録が無料なだけでしょう。
パブリックプラスαアプリ正規版(有料)への誘導や出金手数料の請求があると思われます。
※価格は現時点で不明です。
特定商取引法に基づく表記
会社名 (販売業者) |
public.Company |
---|---|
代表取締役 (販売責任者) |
佐野 昭光 |
所在地 | Level 41, Gangnam Finance Center, 152 Teheran-ro, Gangnam-gu, Seoul, |
電話番号 | 記載なし |
メールアドレス | public@pplus-system.com |
販売URL | 記載なし |
特商法とは
特定商取引法により、事業者は運営会社名や店舗運営責任者といったような「特定商取引に基づく表記」をECサイト上に掲載することが定められています。
特定商取引法で対象となる商取引は訪問販売、通信販売、電話勧誘取引・連鎖販売取引・特定継続的役務提供・業務提供誘引販売取引・訪問購入などで、インターネット上での取り引きは、通信販売に該当します。
事業者所在地
特商法に記載している住所をGoogleマップで調べてみました。
画像出典元:Google Map
オフィスは、なんと韓国。
「江南ファイナンスセンター」というレンタルオフィス利用のようです。
こちらのレンタルオフィスは、住所貸しの「バーチャルオフィス」サービスも提供しています。
佐野 昭光ってどんな人?
本案件を運営するpublic.Company代表取締役の佐野 昭光。
会社HPが見当たらず、ネット上にも経歴や実績情報は確認できませんでした。
public.Companyの実績は?
韓国に所在地を置く海外法人なので日本の法人登録はありません。
会社HPが見当たらないので事業内容や実績は不明。
ネット上にも実績等の情報は確認できませんでした。
この商材や販売者の評価
ここ数年、本案件のような海外事業者による案件を利用した事によるトラブルが増えています。
海外事業者には日本の法律が通用しない為、被害者は泣き寝入りするしかないのが現状です。
従って、海外法人運営の案件には関わらないのが賢明だと思います。お気をつけ下さい。
さて、本案件の実態は『仮想通貨(ビットコイン)を使用したバイナリーオプション』のようです。
おそらく、初期費用は無料でも、最終的には稼げない上に高額費用を請求されるパターン。
『独自のシステムツールを使用して楽に稼げる』と謳う副業・投資案件によくある手口ですね。
因みに、日本国内のバイナリーオプション事業者は仮想通貨の取扱をしていません。
そもそも仮想通貨の取引を行う為には、金融庁の仮想通貨交換業の登録が必要です。
海外法人であり、日本での登録がない事業者と投資取引をするのは高リスクだと言えるでしょう。
本案件は、以前当ブログでも取上げた『EAGLE』と良く似ています。
どちらも、自動売買システムを謳っており、運営元は海外法人でした。
明らかな繋がりは確認できませんでしたが、組織的な手口なのでは?と気になるところです。
まとめ
以上の結果から私は推奨できないです。
「初期費用0円」「自動運用」は要注意ワードです。投資で稼ぐのは簡単な事ではありません。
更にバイナリーオプションはギャンブル性が高く、金融庁から注意勧告される高リスク取引です。
ましてや海外事業者との取引になるわけですから、関わらないに越したことはないでしょう。
この記事をご覧になられたあなたは、ぜひ踏みとどまっていただくことをおすすめします。
大切なお金を捨ててしまわないよう、今一度しっかり考え直してくださいね。
最後に
プロフィールにも書いておりますが、私は10年以上前からインターネットビジネスに取組んできましたので、様々な商材を購入したりコンサルティング等も受けてきました。
人一倍失敗を繰り返し、苦い経験を積んできましたので、この記事を読んでいただいているあなたには、私と同じような失敗をしてほしくないと心より願っております。
私の記事が少しでもお役にたてると嬉しく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ブログ管理人:サム