当ブログの管理人のサムです。
こちらのサイトではビジネス、投資、副業といったお金にまつわる情報商材を考察していきます。
さて、今回は一般社団法人テクノロジーラボの山下 健司が販売している『エグすぎるモンスターEA』という商材について検証してみたいと思います。
このページを見ているあなたはこの商材が本当に儲かるのかどうかが気になっていると思います。
そこでネットビジネス歴10年選手の私が、あなたの代わりに検証してみました。
結論から先にいうと、こちらの商材で稼ぐことは難しいと思います。
なぜそのような結論に至ったかについて詳しく解説していきますね。
エグすぎるモンスターEAの概要
無料で配布されるFX自動売買システムツールを使用した投資案件のようです。
それではいつものようにセールスページ(LP)を見ていきましょう。
<特徴>
●ユーザー数1000人突破!
●勝率91%超え、平均月利150%超え、最高月利219%以上
●FX自動売買システム無料配布中!
●資金10万円からOK!
LPから汲み取れる情報は以上です。
FX自動売買システムツール(EA)に関する具体的な説明は一切ありません。
LPから無料配布に申し込むとLINE「サポート窓口@無料配布グループ」に誘導されます。
メッセージが届き、本案件=『stella EA』という名称のEAである事が判明。
どうやら『stella EA』が無料配布されるようですね。
※『stella EA』は通貨ペアをGoldに設定した自動売買ツールだそうです。
『stella EA』を受取るには「HFM」という海外FX事業者での口座開設が必須条件との事。
案内を進めるとLINEからHFMのウェブサイトに誘導され登録を促されます。
本案件は無料オファーであり、参加すると別サイトの登録先に誘導されます。
この事から、オプトインアフィリエイト目的の可能性が高いと判断できるでしょう。
オプトインアフィリエイトとは、簡単に言うと、サイトやメルマガ等を紹介し、
紹介された人が登録する事で発生する紹介料で稼ぐアフィリエイト手法です。
費用はいくら?
本案件はLINE登録だけなので無料です。
※ただし、誘導される海外FX業者「HFM」での費用が必要になる可能性があります。
特定商取引法に基づく表記
会社名 (販売業者) |
一般社団法人テクノロジーラボ |
---|---|
運営責任者 (販売責任者) |
山下 健司 |
所在地 | 京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町101 アーバンネット四条烏丸ビル6階 |
電話番号 | 記載なし |
メールアドレス | 記載なし |
販売URL | 記載なし |
特商法とは
特定商取引法により、事業者は運営会社名や店舗運営責任者といったような「特定商取引に基づく表記」をECサイト上に掲載することが定められています。
特定商取引法で対象となる商取引は訪問販売、通信販売、電話勧誘取引・連鎖販売取引・特定継続的役務提供・業務提供誘引販売取引・訪問購入などで、インターネット上での取り引きは、通信販売に該当します。
事業者所在地
特商法に記載している住所をGoogleマップで調べてみました。

一般社団法人テクノロジーラボ
画像出典元:Google Map
オフィスはこちらの「アーバンネット四条烏丸ビル」 6Fのレンタルオフィス利用みたいですね
山下 健司ってどんな人?
運営責任者である山下 健司という人物ですが、ネット上では情報確認できませんでした。
一般社団法人テクノロジーラボの実績は?
会社HPは見当たらず、法人情報を確認したところ、2022年4月に設立。
調査を進めると「フリトレ」という悪評案件をリリースしている事が判明。
本案件同様、Gold取引の自動売買ツール(EA)を無料で配布と謳い集客。
そして海外のFX取引所「FXDD」での口座開設へ誘導といった流れのようです。
※「FXDD」は金融ライセンスがない危険な取引所との事。
この商材や販売者の評価
さて、本案件の実態は『オプトインアフィリエイトを目的とした登録先誘導が目的』でした。
無料EA利用の条件という名目で、海外FX事業者「HFM」サイトで口座開設するよう誘導。
登録に繋がると発生する紹介料を得るのが運営サイドの目的なわけです。
EA(自動売買システムツール)で稼げるかどうかはシステムの性能にも左右されます。
残念な事に、本案件はシステムの性能を裏付ける説明記載が一切なく、得体が知れません。
更に「トライアル利用」的な事前に性能を試すサービスも設けられていません。
登録時の個人情報を通じて高額バックエンド勧誘が控えている可能性も有りえます。
ところで、経済雑誌Forbesの調査によるとFXで勝っている人の平均月利は6%だそうです。
それを踏まえると本案件の平均月利150%がいかに現実離れした数字なのかが解りますね。
この事からも本案件LPは誇大広告確定だと言えるでしょう。
また、FXに関連する事業を行う場合、内容に応じて金融庁の登録を受ける必要があります。
しかしながら、本案件の運営会社は金融庁の登録をしていません。
当たり前ですが、登録の有無は「安全性」「信用性」の観点で、かなり重要です。
有料のFX自動売買システムは、数千円からでも購入可能です。
数万円するソフトの場合でも。安全なものなら絶対に金融庁からの登録を受けています。
また、FX企業が提供している無料のシステムでも十分な性能があり実用的です。
以上の事からも得体の知れないシステムの為に深入りする必要はありませんよね。
FXの粗悪システムを高値で売り付ける悪質業者が急増しているとの事。
被害の届けも多い事から、金融庁でも注意を呼び掛けています。
まとめ
以上の結果から私は推奨できないです。
安全な投資を行いたいなら、最低条件として金融庁の登録がある会社を選ぶべきですね。
また、LP上で詳細が明記されていない案件は、その時点で危険視して下さい。
特に「投資初心者」「FX初心者」の方は、くれぐれもお気をつけ下さい。
この記事をご覧になられたあなたは、ぜひ踏みとどまっていただくことをおすすめします。
大切なお金を捨ててしまわないよう、今一度しっかり考え直してくださいね。
最後に
プロフィールにも書いておりますが、私は10年以上前からインターネットビジネスに取組んできましたので、様々な商材を購入したりコンサルティング等も受けてきました。
人一倍失敗を繰り返し、苦い経験を積んできましたので、この記事を読んでいただいているあなたには、私と同じような失敗をしてほしくないと心より願っております。
私の記事が少しでもお役にたてると嬉しく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ブログ管理人:サム