当ブログの管理人のサムです。
こちらのサイトではビジネス、投資、副業といったお金にまつわる情報商材を考察していきます。
さて、今回はBPOINT PTE.LTD.の加藤 浩司が販売している『セブンプロジェクト (7PROJECT) 』という商材について検証してみたいと思います。
このページを見ているあなたはこの商材が本当に儲かるのかどうかが気になっていると思います。
そこでネットビジネス歴10年選手の私が、あなたの代わりに検証してみました。
結論から先にいうと、こちらの商材で稼ぐことは難しいと思います。
なぜそのような結論に至ったかについて詳しく解説していきますね。
セブンプロジェクト (7PROJECT) の概要
【自称】天才投資家、加藤浩司によるスマホ副業投資案件。
独自のシステムを採用し世界的な投資家も推奨しているそうです。
それではいつものようにセールスページ(LP)を見ていきましょう。
<特徴>
●スマホ1台・作業時間ゼロ
●毎日7万円を狙う
●最短翌日に収益発生
●安心のサポート付き
●運用資金に制限がない
●運用資金が絶対に溶けない
●買わずに稼ぐ
LINEの通知を確認するだけで毎月200万円を狙うことができるみたいですね。
LPから汲み取れる情報は以上です。
スマホで行う投資のようですが、LPからは投資対象が何なのか一切不明です。
FXでしょうか?株?さっぱりわかりません、、、
LINEへの登録をし、案内手順(動画視聴)を進めていきます。
すると『本案件=ビットコインを使用した投資』である事が判明します。
また、SEVENCLUB(セブンクラブ)という有料コミュニティへの加入が必須との事。
費用はいくら?
LPで無料と謳われているのは登録料の事、登録後に有料コミュニティーへ誘導されます。
コミュニティー『SEVENCLUB(セブンクラブ)』の参加費用は198,000円です。
特定商取引法に基づく表記
会社名 (販売業者) |
BPOINT PTE.LTD. |
---|---|
代表者 (販売責任者) |
記載なし |
所在地 | Triple One Somerset,#03-09,111 Somerset Road Singapore 238164 |
電話番号 | 記載なし |
メールアドレス | 記載なし |
販売URL | 記載なし |
特商法とは
特定商取引法により、事業者は運営会社名や店舗運営責任者といったような「特定商取引に基づく表記」をECサイト上に掲載することが定められています。
特定商取引法で対象となる商取引は訪問販売、通信販売、電話勧誘取引・連鎖販売取引・特定継続的役務提供・業務提供誘引販売取引・訪問購入などで、インターネット上での取り引きは、通信販売に該当します。
事業者所在地
特商法に記載している住所をGoogleマップで調べてみました。

BPOINT PTE.LTD.
画像出典元:Google Map
所在地住所はシンガポールのショッピングモールでした。
レンタルオフィスも併設との事から、そちらを利用しているのかもしれません。
加藤 浩司ってどんな人?
本案件の仕掛け人であるプロジェクト代表者、加藤 浩司。
『セブンプロジェクト(7プロジェクト)|口コミで評判の投資サービス』という企業を運営。
会社HPによりますと、2022年1月設立。
<事業内容>
私たちはセブンプロジェクト(7プロジェクト)を通じて日本人の将来の不安、
今抱える金銭面による生活苦を緩和することを目指しています。
・SEVENクラブの運営
・GOLD SEVENクラブの運営
・革命レベルの投資先情報も共有
<企業概要>
企業名:セブンプロジェクト(7プロジェクト)|口コミで評判の投資サービス
代表者名:加藤 浩司
本社所在地:〒132-0033 東京都江戸川区東小松川 ※番地記載がありません!
電話番号:070-1010-5550
資本金:100万 円
売上高:1億 円
従業員数:20名
しかしながら、法人情報を調べたところ、法人登録は見当たりませんでした。
従って、会社HPの情報は信憑性のないものと判断できます。
次に、https://7-seven-project.com/というサイトに加藤のプロフィールがありました。
・南米にルーツを置く天才投資家。
・不動産・株式・FXをはじめとする投資家として大成
・2017年の仮想通貨バブルを予見
・現在は2,800人を越える生徒に年間300回以上のセミナーを行う
・受講生の9割以上が副収入の構築に成功している。
・生徒からは「コージ」の愛称で親しまれている。
・25年以上の投資家経験から、今なお多くの個人投資家育成に尽力している。
とのことですが、プロフィール内容を裏付ける情報は確認できませんでした。
愛称と関連する事柄として、加藤が今まで使ってきた名前は下記のとおり。
・加藤浩次
・加藤浩二
・加藤浩司
・KATO KOJI
そうです、芸能人と同じ漢字を使用して、コロコロと名前を変えているようです。
これは悪評が立つことを前提にした回避策(検索しても上位に来ない)だと思われます。
加藤は複数の悪評案件に関わっており、わかっているだけで下記のとおり。
・マネパン
・Fire
・ネオプラス
・一攫千金プロジェクト
仮想通貨の投資案件を得意として販売しているようです。
BPOINT PTE.LTD.の実績は?
会社HPは見当たらず、海外法人なので日本での法人登録はなく、詳細は不明です。
この商材や販売者の評価
調査の結果、本案件の実態はビットコインを使用した投資術を高額販売する事でした。
誇大宣伝とも言えるLPで集客し、無料を謡いつつ最終的には高額請求があるという手口です。
加藤 浩司に関する盛りだくさんな悪評からも、本案件は危険視するべきでしょう。
『加藤という人物が関わる仮想通貨の投資案件=危険!』と覚えておいて下さい。
また、本案件の特商法表記によりますと、運営は海外法人となっています。
昨今、海外法人運営による副業案件での金銭トラブルが後を絶ちません。
日本の法律が通用しない為、金銭トラブルが起きても泣き寝入りになる事が多いのが実状です。
以上の事からも本案件には関わらない事をおすすめします。
更に、本案件は「LINEで通知が来るからタップするだけ」ということを謳っています。
本案件の通知行為は投資助言にあたるため、金融庁への登録をしていないと法律違反になります。。
調べてみましたが、やはり登録はされていないようです。
ところで、本案件のLPに「実践者1万人以上 満足度No.1」という記載がありました。
No.1等、最上級表現を広告で使用する場合、根拠や基準を客観的に明記する必要があります。
LP内を確認しても、No.1の客観的裏付けの記載は一切見当たりません。
正しい広告表現が行われていない=危険な案件か見分けるポイントになります。
まとめ
以上の結果から私は推奨できないです。
本案件は運営が海外法人、金融庁の登録がないのに投資助言行為、誇大宣伝なLP。
何よりも最悪なのは、仕掛け人である加藤に関する情報全てが非常に悪質、真っ黒です。
本案件および加藤が関わっている案件には関わるべきではないでしょう。お気をつけ下さい。
この記事をご覧になられたあなたは、ぜひ踏みとどまっていただくことをおすすめします。
大切なお金を捨ててしまわないよう、今一度しっかり考え直してくださいね。
最後に
プロフィールにも書いておりますが、私は10年以上前からインターネットビジネスに取組んできましたので、様々な商材を購入したりコンサルティング等も受けてきました。
人一倍失敗を繰り返し、苦い経験を積んできましたので、この記事を読んでいただいているあなたには、私と同じような失敗をしてほしくないと心より願っております。
私の記事が少しでもお役にたてると嬉しく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ブログ管理人:サム